■ 第1回 水戸医学生”小児科”セミナー  平成28年11月12日(土)

小児救急はこわくない~こども達の未来を救おう~  チラシはこちら 

お待たせしました! 14回の開催実績をもつ水戸医学生セミナーに小児科コースが誕生します!
県立こども病院と隣接し、総合母子周産期医療センターを有する水戸済生会総合病院が小児医療に関心のある医学生を対象にメディカルラリーを含んだ参加型セミナーを新たに企画しました。
内容は小児救急の基本となるPALSのエッセンスを詰め込みました。もちろん公式のコースではありませんが、このコースを受講することであなたは・・・
 ・小児救急の基本を理解できます
 ・救急外来での対応が出来るようになります
 ・小児科病棟での急変にも対応できるようになります。

さらに、小児科領域でのClinical pearl満載の症例検討や最先端のトピックも登場します。
コースディレクターは菊地斉先生。菊地先生は小児科医としてこども病院に勤務したのち、成人救急にも範囲を広げ、現在は水戸済生会総合病院の救急科医師としてドクターヘリやドクターカーでも活躍しています。
他にもこども病院スタッフそして水戸済生会の研修医たちが充実した時間をサポートします。

今までの水戸医学生セミナーとは異なり1日のみのセミナーとなりますが、小児医療に興味のあるあなたには、間違いなく充実した1日になることでしょう。参加をお待ちしています。

【 日程 】平成28年11月12日(土)
【 場所 】水戸済生会総合病院
【 対象 】全国の医学生(学年は問いません)
【 定員 】10名(定員となり次第締めきり)

【 参加費 】無料(往復交通費はご負担ください)
■ コースディレクター ■
 菊地 斉
参加申込 ・お問い合わせ 
下記(1)~(4)を明記のうえ、
 entry@mito-saisei.jp までお申し込みください
(1)お名前(ふりがな) (2)学校名、学年 (3)ご住所 (4)携帯番号
自動返信メールが送信されますので、追って、担当者よりご連絡いたします。
電話の場合は、水戸済生会総合病院029-254-5151(代)臨床研修センター山本、平根、廣木まで

■ 第14回 水戸医学生セミナー  平成28年7月22日(金)・23日(土)一泊二日

内科と救急のエッセンスを体験しよう!!  チラシはこちら 

14回目を迎えるこのセミナーでは、大学の授業では決して学ぶことのできない、内科と救急のエッセンスをあなたに体験してもらいます。
臨床現場での身体診察、ドクターGさながらの鑑別診断、そして迫力あるメディカルラリーでみなさんのレベルアップを目指します。



【 日程 】平成28年7月22日(金)23日(土) 1泊2日
【 場所 】水戸済生会総合病院・水戸協同病院
【 対象 】全国の医学部の4年, 5年, 6年生
【定員 】12名
【定員となりましたので締め切らせていただきます】
【 参加費 】無料
(宿泊は当方で準備しますが、往復交通費はご負担下さい)
■ コースディレクター ■
 小林裕幸(水戸協同病院総合診療科)
 千葉義郎(水戸済生会総合病院循環器内科)


参加申込 ・お問い合わせ 
下記(1)~(4)を明記のうえ、
 entry@mito-saisei.jp までお申し込みください
(1)お名前(ふりがな) (2)学校名、学年 (3)ご住所 (4)携帯番号
自動返信メールが送信されますので、追って、担当者よりご連絡いたします。
電話の場合は、水戸済生会総合病院029-254-5151(代)総務課山本まで

■ 第13回 水戸医学生セミナー 報告 平成28年3月11日(金)・12日(土)開催

3年生・4年生が参加 

第13回水戸医学生セミナーが、3月11日と12日に開催されました。今年もたくさんの医学生の方に参加していただきました。今回は3年生と4年生の学生でした。実際の患者さんを目の前にして診察するのは初めていう方ばかりでした。

1日目は、まず水戸済生会病院で講義があります。BLS(一次救命処置)、ACLS(二次救命処置)、JATEC(日本外傷診療ガイドライン)、MCLS(多数傷病者への医療対応標準化トレーニングコース)について学びます。今回は、研修の総まとめとして、研修医2年目が講義を行いました。講義をするにあたり、再度ガイドラインなどを見直し、知識を再確認できたため、講義する側も勉強になりました。そして、学生の方々も熱心に聞いてくださり、講義の後に行われたデモや練習時間に積極的に質問してくれました。一度にたくさんの情報を与えられ、苦労しているようでしたが沢山の事を吸収してくれました。水戸済生会病院での講義の後は、水戸協同病院でphysical examination roundを行いました。実際に入院している患者さんの元へお邪魔し、身体所見のみから鑑別診断を考えていくというものです。今回は、臨床の現場に出るのが初めての学生ばかりであり、身体所見をとるのも初めて。身体所見の取り方を教えながらの初々しいroundとなりました。身体所見のみからしか情報を得られないので、一生懸命に身体所見をとっていました。「陰性所見も立派な所見だよ」の一言にハッとしている学生さんをみて、私たちもしっかりと身体所見をとり考える重要性を改めて考えさせられました。
2日目は、1日目に学んだことの総まとめとして、メディカルラリーを行いました。各ステージでシナリオが作られていて、それぞれの模擬患者さんにどういう処置を行っていくかシミュレーションを行うというものです。今回は、シナリオを私たち研修医2年目が用意しました。それぞれ、前日の講義の内容をフル活用しなくてはいけないよう、私たちが練りに練ったシナリオでした。救急センターで救命処置、爆弾テロが起き多数傷病者に対応しなければいけないシナリオを作りました。研修医にも難しいと考えていましたが、前日の作戦会議(飲み会)がよかったのか、しっかり対処して患者さんを無事蘇生させることが出来ていました。次々と与えられる試練に上手くチームで対処していました。大切なのは、知識もさることながらチームワークです。実際の現場でも、時間に追われ、次々と選択を迫られる時があります。そんな時はチームで考えて行動していくことが必要となります。今回のラリーでは、どのチームも雰囲気がよく、話し合いが出来ていました。ラリー終了後、チームで労いながら、しっかり反省し次につなげようとしている皆さんをみて、この2日間でこんなに成長するのだと感心しておりました。
今回悔しい思いをした人、さらに知識をつけ挑戦したい人、興味を持った人はまた次回参加してみてください。2日間でぐんっと成長できます。

最後になりましたが、今回もたくさんの方々にご協力いただきました。深く感謝申し上げます。

■ 第13回 水戸医学生セミナー 参加者募集 平成28年3月11日(金)・12日(土)開催

水戸医学生セミナーに来たれ!新4年生・5年生・6年生   案内はこちら

 
日時
 平成28年3月11日(金)・12日(土) 1泊2日
会場 水戸済生会総合病院、水戸協同病院
対象 全国の医学生 新4年生、5年生、6年生
定員 12名(定員なり次第締めきります)
参加費 無料(宿泊費は当方で負担しますが、交通費はご負担ください)
コースディレクター
    小林 裕幸 水戸協同病院  総合診療科
    千葉 義郎 水戸済生会総合病院  循環器内科

【お申込み】
下記を明記のうえ、entry@mito-saisei.jpまでお申し込みください。
自動返信メールが送信されます。追って、担当者よりご連絡いたします。
 (1)お名前(ふりがな) (2)学校名、学年 (3)ご住所 (4)携帯番号
【お電話でお申し込みの方
TEL:029-254-5151(水戸済生会総合病院総務課 山本)
皆様のお申込みをお待ちしております。


■ 第12回 水戸医学生セミナー 平成27年7月17日(金)・18日(土)報告

台風上陸が危惧される中 全国から7名の医学生が参加   案内チラシはこちら

初期臨床研修医1年 川原 有貴 
平成27年7月16日・17日の2日間で第12回水戸医学生セミナーが開催されました。
このセミナーは全国の医学生を対象に、救急医学や総合診療について実践的に学ぶ目的で開催されています。今回は台風上陸が危惧される中、遠方は沖縄から計7人の学生さんが参加してくれました。

1日目の午前中は当院にて、翌日のメディカルラリーに向けての講義・デモンストレーションです。BLS/ACLS/JATEC等について救急科稲葉先生・福井先生と2年目の研修医の先生方よりレクチャーがありました。その後、メディカルラリーの班に分かれて実際に練習です。過去に参加経験がある学生さんはもちろん、初めての学生さんも教わったことを短時間で身につけており、とても頼もしかったです。私たち1年目研修医にとっても初めてのメディカルラリーで、学生さんと一緒に学びながら教えつつ…というのが大変勉強になりました。
昼食をとり、当院のヘリポートにてドクターヘリの見学をした後、午後は水戸協同病院に移動し、physical examination roundです。学生さんが数人のグループに分かれて、実際に入院している患者さんの身体所見をとり鑑別診断を考えます。1例目は貧血の患者さんのspoon nail、2例目は心不全の患者さんのⅢ音に気づけたかどうかがポイントでした。「個人がとる身体所見はブラックボックスであることが多い」とおっしゃっていたことが大変印象的で、実際の患者さんで所見を学ぶことができ、貴重な経験になったかと思います。また水戸協同病院の小林先生の聴診器に録音してある心音を聞いて診断を考えるというレクチャーもありました。教科書などで「この疾患でこういう所見がある」ということは勉強しますが、実際にどういう音なのか聞いて学べる機会はなかなかないので私たち研修医にとっても大変勉強になりました。水戸協同病院で開催された、感染症カンファレンスにも参加させていただき1日目は終了です。翌日のメディカルラリーの作戦会議を兼ねて、学生さんと研修医とで食事会をし、2日目となります。

初期臨床研修医1年 大山 真理子
2日目はメインイベントのメディカルラリーです!
メディカルラリーは、様々な医療現場の設定で、模擬患者さんに対して診療を行うシミュレーションのようなもので、実際にポイントになる判断や行動が出来ているか評価されます。
まずは作戦タイム。どのチームも、役割分担や手技・道具の確認に真剣でした。そしてとうとう本番!前日に学んだBLS、ACLS、JATEC、MCLSなどのスキルをフル活用して2つのステージ+ボーナスステージを回ります。2つのステージはそれぞれ当院の医師が練りに練ったシナリオです。今回は、当直の救急外来や、ドクターカーで災害現場に出動、といった内容でした。研修医も苦戦するような内容でしたが、どのチームも一生懸命取り組んでいました。ボーナスステージもあなどれません。内容は参加してのお楽しみかと思いますが、これを乗り越えるとチーム内のコミュニケーションが一段と良くなります(笑)。
3つのステージが終わると結果発表・表彰です。堂々1位のチームは見事でした。おめでとうございました。最後に、セミナーを修了した学生さんに証書の授与があり修了です。
今回は遠方は沖縄からの参加もありましたが、参加してくださった学生のみなさん、2日間お疲れ様でした。参加してくださってありがとうございました。みなさん素晴らしい活躍でした!
今回参加してくださった方も、これを読んで興味を持ってくださったあなたも、次回のセミナーに是非参加してくださいね。
最後に、水戸医学生セミナーを開催するにあたってご協力くださった皆様に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。


■ 11回 水戸医学生セミナー 平成27年2月27日(金)・28日(土)報告

全国から精鋭なる学生たちが結集   案内チラシはこちら

初期研修医  上村 駿

春寒ややゆるみ、少しずつ暖かくなってきた2月下旬、第11回の水戸医学生セミナーが開催されました。
全国各地の大学から医学生の方々をお招きしセミナーは盛大に開かれました。

まず1日目。
学生と当院の研修医がグループに分かれて自己紹介。みんなまだちょっと固い感じ?でもすぐに打ち解けていきました。このグループのまま最後まで行動することになります。
救急対応必須のスキル(ACLS、JATEC、MCLS)のざっとした講義、デモンストレーション、そして実際にみんなで練習してみる。すごい!一回の講義だけなのにみんなもう出来ている!さすが全国から結集した精鋭なる学生たちですね!
昼食の後、ヘリポート見学(ドクターヘリ試乗。よく晴れていたのでいい写真が撮れました。)を経て水戸協同病院へ移動です。

実際にBed sideへ赴き患者さんの体をお借りして制限時間内で身体所見を取って鑑別を考える。臨床現場ではこのような過程の連続なんだと思います。ある意味謎解きゲームのような面白さもありました。私には全然わかりませんでした(笑)





協同病院の研修医二名によるアカデミックな症例発表。みんなで鑑別を考えながら進む形式でした。序盤からズバリ診断を当ててしまう猛者もおりました。

夜は明日の作戦会議という名の飲み会!いろんなところから集まっていると面白いですね!みんなホテルに戻って1日目は終了。

2日目は水戸済生会に戻りメインイベントのメディカルラリー!

前日に学んだACLS、JATEC、MCLSの知識をフル活用して3つのステージ+ボーナスステージを回ります。それぞれのステージには手の込んだシナリオがあり、リアルに再現された現場で救急活動のシミュレーションをします。自分自身メディカルラリーというのは初めての経験でしたが、非常に多くの方々がシナリオに関わっていただいており、二年目研修医の考えたシナリオの完成度が高くてびっくり!内容は我々を一瞬で大混乱とアドレナリンの渦の中に巻き込むもので、研修医でも僕らでも結構難しかったです。そんな中でも前日たった一日で覚えた知識を駆使して冷静に対応出来ている医学生もいましたので、さすがのポテンシャルの高さを魅せつけられましたよ。「くやしい!もう一回やりたい!」と言っていた方!また次回の医学生セミナーにも来てくださいね!

これで大体の日程はおしまい。あとはお昼の後にメディカルラリーの順位発表と修了証の授与でした。みんな達成感の満ち溢れるいい表情でした。

本当に準備から本番までとても多くの方々に関わって頂き、医学生にも自分たち研修医にも実りの多い会になったんじゃないかと思います。こうして今回の医学生セミナーが終了しました。本当にお疲れ様でした!!!


■ 第10回 水戸医学生セミナー 平成26年8月1日(金)・2日(土)開催報告

10回目の節目を迎え よりパワーアップ!  案内チラシはこちら

初期研修医1年目 本田
平成26年8月1日、2日の2日間、恒例の水戸医学生セミナーが開催されましたので報告します。今回は10回目の節目の回数でもありました。参加者の中で医学生の中には複数回参加している強者もいましたが、私達研修1年目にとっては初めての医学生セミナーとなりました。
 まず1日目は翌日のメディカルラリーに向けて学生が3~4人の班に分かれ研修医もその班に加わり自己紹介をしていきます。この時はまだ各班ともにお互いになれていなくかたさがありました。午前中はトリアージやACLS、JATECなどの講義やデモンストレーションがあり救急や災害医療について学びます。ここのところは医学生セミナーで唯一受け身の学習となりますが、翌日のメディカルラリーに向けて基本的な考え方や実際にどう動くのかを学ぶ重要なポイントになります。昼食を食べてからは水戸済生会病院にあるヘリポートを見学しそのまま水戸協同病院に移動しました。

 水戸協同病院ではPhysical Examination Roundとして、グループに分かれて最小限の現病歴だけをたよりに実際の患者さんを診察し鑑別診断を挙げていき身体所見の取り方を学んでいきました。私が見ていた中では学生さんのレベルは高く現病歴から鑑別診断を挙げその鑑別に従って上手く身体所見をとっていました。学生さんたちからすると緊張のためかいつもよりうまく出来なかったと感じたようですが緊張していてあれだけできればとてもよく出来たと思います。身体診察の後は症例提示がありました。主訴は右側腹部痛の症例でしたが学生さんは積極的にたくさんの鑑別を挙げていきながら最終診断の糖尿病性ケトアシドーシスと上腸間膜動脈血栓塞栓症にたどり着きました。一回の発言ごとにポイントが与えられ、たくさん発言した人には商品がありました。一日目の最後は協同病院の屋上で黄門祭りの花火をみて解散、その後翌日のメディカルラリーの作戦会議を兼ねた親睦会が開かれました。
 2日目はいよいよメディカルラリーです。ラリーは災害現場に出向く設定の本ステージが2つとゲームを行うエクストラステージが2つ用意されていました。本ステージでは10回目の節目開催のためか手の込んだシナリオが用意されていて、実際にドクターカーに乗って災害現場に移動するなど大掛かりな仕掛けがあり驚きました。災害傷病者をうまくトリアージして適切な処置を行い搬送順を適切に決めたチームに多くのポイントが与えられます。また、エクストラステージでは楽しいゲームが用意されていて各班のアイスブレイクにとても役に立ったと感じました。各ステージでの合計ポイントを最も多く獲得したチームが優勝ですが、私の加わった班が優勝して私にとっても喜びとなりました。今回は優勝が2チームあり商品は山分けとなりました。

私達研修医一年目にとっては緊張やプレッシャーもあったメディカルラリーでしたが実際やってみると非常に楽しくていい思い出になりました。学生さん達にとっても楽しい良い思い出となっていることを願って報告を終わります。




 当院の研修医確保や育成への取り組みが茨城新聞で紹介されました(2014.8.4)

■ 第9回 水戸医学生セミナー 平成26年2月21日(金)・22日(土)開催報告

報告(1日目)  南は沖縄県からの参加!!

初期研修医1年 椎名映里
みなさん、こんにちは。2月21、22日の2日間で第9回水戸医学生セミナーが開催されました。私たち、1年目にとっては2回目の参加となりました。水戸医学生セミナーは全国の医学生を対象に参加者を募り、救急医学や総合診療を実践的に学ぼうという趣旨のもと開かれています。1日目の午前はまず当院で救急医学について学び、午後は水戸協同病院に移動して総合診療科で入院中の実際の患者さんに診察をさせてもらい、身体診察について学びました。2日目には当院で、あらゆる救急現場を想定したシナリオで救命措置を行いどのように患者を助けるかをチームごとに競うメディカルラリーを行いました。今回のセミナーの参加者は、筑波大学をはじめ、南は沖縄県から4~5年生の学生さんが参加してくれました。1日目は、当院で一次救命処置であるBLS、成人の二次救命処置のACLS、そして、外傷初期診療であるJPTECとJATECの講義を初期研修医2年目の鈴木先生、救急科の稲葉先生にしていただきました。その後、実際に人形を使い、4~5人のチームに分かれグループごとに練習を行いました。限りある練習時間でしたが、学生さんが積極的に知識を吸収しようと奮闘している姿が印象的でした。
次に水戸協同病院に移動し、実際に入院中の患者さんにご協力いただき、身体診察による所見をとり、鑑別疾患を挙げて総合診療科的な考え方を勉強しました。学生さんたちはグループ内で協力し合い、限られた時間でどの所見をとり、鑑別を挙げていました。実際に所見をとるということで、やり方は知っていても実際の患者さんでやるとできなかったり、抜けてしまうところがありましたが、水戸協同病院の先生方に教えていただいていました。
1日目は私たち研修医も学生さんに指導しながら救急医療、そして診察について勉強することができました。

報告(2日目)  スタッフも迫真の演技 メディカルラリー

 初期研修医1年 淵野玲奈
2日目はいよいよ当院でのメディカルラリーです。メディカルラリーとは、医師のチームとして様々な設定の現場に出向き、救命処置を行うチーム戦です。医学生と、当院研修医、水戸協同病院の研修医で計4~5人の1グループとなり、2つのステージに臨みました。

第1ステージは院内での急変というシナリオ。
病院見学の一環で案内役の先生が説明していると、扉を開けた途端、目の前に倒れて苦しんでいる女性が現れました。場所は何もない院内の廊下。患者の対応をしつつ、まずは処置室へ運ぶところから始まります。けいれんを起こし、意識レベルが低下しているので、バイタルサインやレベルを評価しつつ、意識障害の鑑別を頭に思い浮かべることがポイントでした。実はその女性は糖尿病。低血糖による症状と気付いてブドウ糖を静注すると、意識・バイタルは回復します。気付かないと心肺停止になる設定でした
。さらに、一人の患者にとりかかっている途中で、チームの中の一人が看護師に「先生、急変です。早く来てください。」と突然連れ去られます。連れて行かれた先はCT室。呼吸困難を訴える患者さんが寝ています。状況を看護師や放射線技師からいち早く聞き出すことがポイントで、造影剤によるアナフィラキシーショックが正解でした。突然始まったこと、状況を聞かないと教えてくれないことから、なかなかプレッシャーのかかる設定でしたが、どのグループも心肺停止の患者を出すことなく、救命できました。

第2ステージは車と車の衝突事故現場で活動するというシナリオでした。1日目に勉強したSTART変法によるトリアージとJATECを駆使し、5人の傷病者に対応するという設定でした。
トリアージの結果、1人は黒、2人は緑、残る2人が赤のため、最初に赤の傷病者の処置からとりかかりました。緑の人がヤジを飛ばして来たりもしますが、きちんと対応すると静かに待っていてくれます。赤のうちの1人は、胸部打撲による緊張性気胸で、胸腔ドレーンを入れるとバイタルは安定します。もう一人は骨盤骨折による出血性ショックで、輸液2本、シーツによる骨盤固定を行い、いち早く搬送することが救命につながります。多数傷病者の場合、リーダーが現場指揮官とその場のチームメンバーと情報共有をしながら、優先順位を考えて対応していくことが大切になります。1日目に勉強していたとは言え、臨場感あふれるステージにとまどうことも多く、とても良い経験になりました。

スタッフの迫真の演技、よく練られたシナリオで、勉強している医学生でも何から取り掛かって良いのかわからなくなることが多かったようですが、みなさん楽しんでいて、良い経験ができたと言っていただけました。たくさんのスタッフが、時間を割いて準備してくれており、楽しかったと言ってもらえて本当に良かったと思います。
ラリーが終了したところで得点発表を行いました。前回は心肺停止が多発し、ACLSを開始するチームがほとんどでしたが、今回はなんと1回も心肺停止状態となることなく、それぞれのチームがポイントを押さえて対応できていました。接戦でしたが、優勝したチームには、毎年恒例の賞品が贈られました。
昼食後に閉会式を行い、救急科の須田先生から挨拶をいただきました。須田先生は日本にメディカルラリーを導入した経緯を話してくだいました。最後に千葉先生から全員に修了証を手渡され、記念撮影をして終了となりました。各地から参加してくれた学生さんも皆達成感あふれる表情で、最後まで活き活きとしていました。なかには、また参加したいと言ってくれている学生さんもいました。

最後になりますが、多くの方々の協力があって、第9回水戸医学生セミナーは成功のうちに終わることができました。
徳田先生をはじめとする水戸協同病院のスタッフ、当院救急科のスタッフおよびお手伝いいただいた看護師、救急隊など関係者の方々、事務を仕切ってくれたスタッフの方々、本当に本当にありがとうございました。心より感謝を申し上げます。
次回も予定されていますので、興味のある方は、次の機会にお会いできることを研修医一同楽しみにしています!