水戸済生会総合病院 産婦人科のページ
     

私たち水戸済生会総合病院産婦人科は、茨城県央・県北地域を担当する「総合周産期母子医療センター」として、地域で発生する重症・ハイリスク妊婦さんの紹介(母体搬送)受け入れ、産科救急診療に積極的に取り組んでいます。担当地域だけでなく、県南や県西、鹿行地域、福島県いわき市、栃木県東部等、近隣他県からの産科症例の搬送依頼にも可能な限り対応しております(2014年の緊急搬送159件、ハイリスク紹介354件、救急車より直接依頼9件)。
隣接する「茨城県立こども病院」と密接に連携し、未熟児出生および胎児疾患に対応しております。また、当院他専門科および地域病院等と連携し、合併症妊娠等ハイリスクの妊婦さんをトータルにサポートしております。当院に専門医の常勤していない母体合併症や、当院で対応できない胎児治療の必要性がある場合、各科進行癌を合併している場合などは、筑波大学病院や都内の専門施設等に適切にご紹介し、ご紹介後も紹介先病院と連携し、患者さんが必要なときに適切にサポートしております。
順調に経過されている正常妊娠・分娩にも対応しております。また、医師だけでなく助産師も妊婦さんの診療に密接に関わり、妊娠中や分娩後の妊婦さんの生活を丁寧にサポートしております。
里帰り分娩にも対応しております。母子のどちらかに異常を認められている妊婦さんが当院への里帰りを希望される場合は、事前に当院にお問い合わせ頂きご相談ください。







  • 救急搬送 141 件
  • ハイリスク紹介 306 件
  • 救急車より直接依頼 8 件
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多胎妊娠・前置胎盤などのハイリスク妊婦さん、切迫流早産・妊娠糖尿病・妊娠高血圧症候群などの産科特有の合併症に対して、常に最新のエビデンスやコンセンサスに基づき、茨城県立こども病院新生児科と連携しながら、お母さんと赤ちゃんにとって最も良い分娩時期・方法を選択し、管理・治療を行っています。


妊娠中あるいは出生時にすでに存在する赤ちゃんの先天疾患は、全出生の3−4%に発生すると言われています。
現在では、様々な出生前検査の発達により、妊娠中に赤ちゃんに病気が見付かる事があります。当院では、妊婦健診中に胎児超音波で、たまたま赤ちゃんに疾患が見つかった場合には、原則的に妊婦さんにお伝えしています。重症の疾患であっても、出生直後からの集学的な管理・治療で赤ちゃんの予後が改善する事が期待されるものもあります。また、妊娠中から赤ちゃんの病気を知り、備えることで、より赤ちゃんを迎える準備ができるメリットがあります。しかし、患者さんによっては赤ちゃんの疾患について妊娠中に知りたくないと思われるかたもいらっしゃると思います。赤ちゃんの疾患について知りたくない場合は、事前にそのようにお伝えください。
 妊娠中に赤ちゃんに疾患が見つかったときの、お母さんの心理的負担は大変なものです。当科では、胎児疾患の専門外来をもうけ、時間をかけてその時点で可能なより正確な診断を行うと共に、丁寧にカウンセリングを行います。また、出生後に赤ちゃんの治療を担当する県立こども病院の新生児科・循環器科・小児外科・脳神経外科といっしょに赤ちゃんを診させて頂き、その時点で考えられる診断・治療に関してカウンセリングをさせて頂きます。その上で、患者さんの決定権を尊重しながら、お母さんと赤ちゃんにとって最適な分娩時期と方法を決定しています。


当科では、遺伝カウンセリング外来(自費診療5000円/30分)をもうけ、ご希望の方にクアトロテスト・羊水染色体検査等の出生前検査のカウンセリングと実施をおこなっております。また、同外来で遺伝性疾患をお持ちのかたの遺伝カウンセリングも行っております。現在新型出生前検査(NIPTといいます)は実施しておりません。


循環器疾患(高血圧、不整脈、先天性心疾患やその術後など)、呼吸器疾患(喘息など)、消化器疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病など)、腎疾患(慢性腎炎、腎不全透析患者など)、脳血管疾患(もやもや病、脳動脈瘤など)、脳神経疾患(てんかんなど)等、さまざまな合併症をお持ちの妊婦さんに対し、当院専門科および近隣病院・医院と連携して、できる限りの対応をしています。常勤専門医不在のため当院のみで対応できない疾患(代謝内分泌疾患「糖尿病、甲状腺疾患など」、精神疾患「統合失調症、人格障害、神経症、うつ病など」、膠原病「SLE、リウマチなど」、耳鼻科疾患など)についても、適切な医療機関と連携の上で、可能な限り当院で妊娠管理を行っています。
多くの合併症は妊娠前から適切に管理し、妊娠に向けてお薬を調整することで、お母さんや赤ちゃんを安全に導き合併症を減らすことができます。また、高血圧・糖尿病・甲状腺疾患など妊娠中に悪化すると赤ちゃんに影響が出るために、より慎重な管理が必要になる疾患もあります。心臓病や脳血管疾患など、分娩でお母さんの負担が強くなる疾患もあります。当科では、各専門科と協力しながら適切に妊娠管理を行い、お母さんと赤ちゃんにとって最適な分娩時期と方法を決定しています。どうしても当院で対応できない合併症の場合には、適切な医療機関をご紹介するよう努めています。
 さまざまな疾患で治療中の患者さんは、妊娠出産が可能なのか、現在内服しているお薬が赤ちゃんに影響するのではないかと心配されることが多いと思います。多くの場合、お薬による赤ちゃんへの影響よりも、治療の中断によるお母さんの病状の悪化の方が赤ちゃんにとって悪影響になります。適切にお薬を選択し治療を続けることで、より安全に妊娠を継続することが可能になります。お一人で悩まず、ご自身の判断でお薬を止めたりせず、必ず主治医にご相談ください。また、当科でもいつでもご相談に応じております。合併症によっては、妊娠前からの慎重な対応が必要になることもあります。大きな病気をお持ちの方は、妊娠する前に担当医と、妊娠可否についてよくご相談されることをお勧めします。


妊娠中に悪性腫瘍が見つかる事があります。近年では、妊娠中の悪性腫瘍の治療に関して、その胎児への安全性に関する知見が蓄積されつつあり、疾患によっては治療をしながら胎児が合併症無く生存可能になるまで妊娠を継続することが可能になってきています。当科では、妊娠中に悪性腫瘍が見付かった患者さんに対して、当該専門科、県立こども病院新生児科と連携しながら、適切な妊娠管理を行い分娩時期を決定しています。また、当院で対応困難な場合には、筑波大学など治療可能な病院にご紹介し、ご紹介後も紹介先病院と連携し、患者さんが必要なときにいつでもサポートする体制を整えております。


当院では、胎児と母体の状態が許すかぎり、なるべく自然なお産を心がけております。分娩中は常に母体と胎児の状況を把握し、必要に応じて適切な医学的サポートを行います。ご主人様の分娩立ち会いを実施しています。会陰切開は必要に応じて実施しています。無痛分娩は実施していません。
現在のところ、既往帝王切開後の妊娠と骨盤位(さかご)の場合、原則帝王切開分娩としております。双胎妊娠の場合、どちらの児も頭位であれば、ご希望に応じて経腟(誘発)分娩を行っておりますが、全体としては帝王切開となることが増加しております。
合併症をお持ちの妊婦さんは、各専門科と連携し、お母さんと赤ちゃんにとって一番良い分娩方法を選択しています。


もともと合併症をお持ちでない妊婦さんでも、5-10%が妊娠中もしくは分娩中・分娩後に、産科的合併症を含むなんらかの疾患を発症してしまいます。2004年の全国調査で、妊産婦さんの約250人に1人に死に至るほどの重篤な合併症が妊娠・分娩中に起こる事がわかりました。こうした事態は、予測できる事もありますが、突然起こる事もあります。こうした突発的な事態に対しても対応できるよう常に産婦人科医が院内に常在しています。また、麻酔科医や救命救急センターと連携を図り、突発的な事態に対応しています。院内発生だけでなく、県央・県北地域で発生する妊娠・分娩・産褥の救急には可能な限り全てに対応しております。


産科外来では、適宜助産師による妊婦指導を行い、妊娠中の生活や妊婦さんの悩みなどに丁寧にサポートを行います。また、合併症のない順調に経過している妊婦さんは、助産師外来による管理も可能です。経過が順調で条件を満たした妊婦さんは、ご希望があれば院内助産院対応の分娩も行っております。助産師外来および院内助産院管理をご希望の方は、外来受診時に担当医にお申し出ください。分娩後は母乳外来で乳房ケアや産まれた赤ちゃんのフォローアップを行っています。母乳外来は、当院で分娩していない褥婦さんも受診可能です。お電話でご予約ください。


当院では、「患者様都合による人工妊娠中絶」は実施しておりません。何卒ご理解の程よろしくお願い申し上げます。

主に一般婦人科および良性疾患の診療および手術に対応しております。良性疾患の治療は常に最新のエビデンスを取り入れながら当院で可能な治療を提示し、患者さんのご希望に応じて最適な方法を選択しながら診療を行っています。開腹手術だけでなく、適応を厳密に判断しながら、患者さんの負担がより軽い腹腔鏡下手術や子宮鏡下手術を行っています。また、当院血管内診療グループと連携し、子宮筋腫・月経過多等に対する子宮動脈塞栓術(UAE)の扱いを再開(2015)しました。


日本産科婦人科学会、日本周産期新生児医学会の専門医を志す医師の指導体制を整えており、同学会認定の専門医研修施設(基幹施設)です。



について、診療・手術を行っております。良性疾患の治療は常に最新のエビデンスを取り入れながら当院で可能な治療を提示し、患者さんのご希望に従い最適な方法を選択しながら診療を行っています。また、婦人科救急疾患についても可能な限り対応しております。


市町村の無料券による子宮癌検診は受け付けておりません。ご希望による子宮癌検診は自費となります(子宮頚癌:4320円、子宮体癌:5400円)、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。


当院では、子宮腺筋症、子宮筋腫、子宮内膜増殖症などの良性から上皮内腫瘍までの疾患に対し、適応を厳選して積極的に腹腔鏡手術を行っております。基本的には子宮全体の横径が10cm未満を対象としています。
 また、子宮筋腫核出術(子宮筋腫のみを摘出する手術)に関しては、適応を厳選して腹腔鏡補助下手術(通常の開腹手術より小さい皮膚切開となるため、身体への負担と皮膚の傷が少ない手術)を行っています。


良性の可能性が高い(悪性の可能性がほぼ無い)卵巣・卵管腫瘍(嚢胞)に対して、腹腔鏡下または腹腔鏡補助下の手術を行っています。


子宮筋腫や月経過多症などの治療の一環として、子宮動脈塞栓術(UAE)を2015年より再開いたしました。当院血管内診療グループと連携して行っております(UAEの詳細はこちら)。ご希望の方は外来時に医師にご相談ください。


子宮癌に関しては、上皮内癌までの症例に対する円錐切除および子宮全摘手術までを行っております。
進行婦人科癌に関しては婦人科癌専門医が常勤する病院(筑波大学附属病院、県立中央病院など)をご紹介させていただいております。


体外受精などは行っておりません。専門的治療を希望される場合は他院をお勧めさせて頂いております。

混雑・緊急手術などの状況により外来担当医師一覧以外の医師が当該外来を担当することがございます。
予めご了承ください。
 2017年 4月 3日から下記のとおり変更になります。



初診、および予約以外の患者様の診療をいたします。月曜日から金曜日の午前中で、受付は11:00までです。受付時間内にお越しください。なお、緊急性の高い場合は受付時間外でも診療いたします。


予定日の決まった妊婦さんの診療をいたします。月曜日から金曜日、完全予約制です。


予定日の決まる前の妊婦さん、婦人科疾患の診療をいたします。月曜日から金曜日、完全予約制です。


自己血貯血が必要な方が対象です。原則月曜日14時以降、完全予約制です。手術に伴い大量出血が予想される方(前置胎盤、子宮筋腫核出術など)や、適合する血液の確保が困難なことが予想される場合(特殊な血液型、不規則抗体陽性例など)には、自分の血液を事前に採血し、手術時に使用する「自己血輸血」を実施しています。


胎児疾患の専門外来です。木曜日14時以降、完全予約制です。
また、遺伝・出生前診断のカウンセリングを行っております(自費診療、5,000円/30分)。他院通院中の方でカウンセリングを希望される場合は、月曜~金曜の15:00~16:30に029-254-5151(病院代表)にお電話いただき、産婦人科外来に繋いだ上で「遺伝カウンセリング外来」の予約をお願いいたします。


火曜日と金曜日の午後、1人30分で助産師外来を行っております。
助産師外来では、妊産婦とそのご家族が妊娠期から産褥期・子育て期を通して安全に、快適に過ごすことができるよう、ベテラン助産師がゆっくりと時間をかけてお話をしながらサポートいたします。
助産師外来受診は、妊娠経過が正常な方(お母さん、赤ちゃんともに異常がない方)で、ご本人及び夫の同意がある方を対象としています。
ご希望の方は、産科外来受診時に産婦人科医師または助産師にご相談ください。


退院後の乳房ケアや母乳育児、その他育児一般に関するサポート、赤ちゃんのフォローアップを行っております。当院分娩の褥婦さんだけでなく、他院分娩の方の乳房ケアも行っておりますので、月曜~金曜の15:00~16:30に029-254-5151(病院代表)にお電話し、産婦人科外来につないで「母乳外来」の予約をお願いいたします。


産婦人科で、子宮頚癌ワクチン接種の予約受付おこなっております。
接種は完全予約制で、毎週火曜日の午後に実施しています。
月曜~金曜の15:00~16:30に 029-254-5151(病院代表)にご連絡いただき、「産婦人科での子宮頚癌ワクチン予約希望」とお伝えください。
費用は1回あたり15,750円(予防接種券をお持ちの場合1,570円)で、計3回の接種が必要となります。
中学生については小児科にご相談ください。
なお、当院で用いているワクチンは、グラクソスミスクライン社の「サーバリックス」という「2価」のワクチンとなります。

 藤木 豊(ふじき ゆたか)  
    職 名 主任部長/総合周産期母子医療センター
    出身大学(卒業年) 筑波大学(平成4年)
    所属学会・認定資格 日本産婦人科学会 指導医
日本周産期・新生児医学会 専門医・指導医

 山田 直樹(やまだ なおき)  
    職 名 部長
    出身大学(卒業年) 筑波大学(平成3年)
    所属学会・認定資格 日本産婦人科学会 指導医
人類遺伝学会臨床遺伝 専門医
日本周産期・新生児医学会 専門医

 中村 佳子(なかむら よしこ)
    職 名 部長
    出身大学(卒業年) 筑波大学(平成12年)
    所属学会・認定資格 日本産婦人科学会 専門医
日本周産期・新生児医学会 専門医

 兒玉 理(こだま おさむ)
    職 名 部長
    出身大学(卒業年) 島根医科大学(平成14年)
    所属学会・認定資格 日本産婦人科学会 専門医
日本周産期・新生児医学会 専門医

 人見 義郎(ひとみ よしろう)
    職 名 部長
    出身大学(卒業年) 筑波大学(平成15年)
    所属学会・認定資格 日本産婦人科学会 専門医

 加藤 敬(かとう たかし)
    職 名 部長
    出身大学(卒業年) 筑波大学(平成19年)
    所属学会・認定資格 日本産婦人科学会 専門医

 須藤 麻実(すとう あさみ)
    職 名 医員
    出身大学(卒業年) 山形大学(平成25年)
    所属学会・認定資格  

 施 惠子(し けいこ)
    職 名 医員
    出身大学(卒業年) 筑波大学(平成27年)
    所属学会・認定資格  

 佐藤 豊実(さとう とよみ)
    職 名 非常勤医
    出身大学(卒業年) 筑波大学(平成1年)
    所属学会・認定資格 日本産婦人科学会 専門医
日本臨床細胞学会 細胞診専門医
日本婦人科腫瘍学会 婦人科腫瘍専門医
日本がん治療認定医機構 暫定教育医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
日本性感染症学会 認定医 

 益田 哲子(ますだ てつこ)
    職 名 非常勤医
    出身大学(卒業年) 大分医科大学(平成9年)
    所属学会・認定資格 日本産婦人科学会 専門医 

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